十人十色?
『人にはオーラがある』という人がいます。
『この人は何色のオーラをまとってる』という人がいます。
はたしてそうなんだろうか?
本当にその人はその色のオーラだけなんだろうか?
その人の人生を1色で表していいものなんだろうか?
大きくて勇ましい赤色の内側には小さくて今にも消えそうな青色を持っていないんだろうか?
殻のように堅固な青色の内側にひっそりメラメラとした赤色を持っていないんだろうか?
オーラが見える方を否定したい訳ではないんですが
人っていうのは各々違ったマーブル色みたいなものなんじゃないでしょうか?
とても綺麗だったり、けど見方によってはとても複雑だったり。
人生を重ねていく度に色が追加されたり形が変わったり。
言葉で表せないような色を持ってるのが人間という種なんだと私は思います。
そんな考えの私なので十人十色【じゅうにんといろ】という言葉に矛盾を感じます。
人間は未知数で不思議で複雑な十人∞色だと私だけかもしれませんがそう思います。