人生、日々、ROCK!!’s blog

筆者自己観点型自己満足ブログ

チャリ、ROCK!!

ROCK!!とある暑い夏の日、少年(筆者14才時)は周りから「やれば出来る子」とよく言われており勉強もスポーツもほどよくこなしていましたが、勉強、スポーツに当時はやる意味、価値を全く感じず遊びに徹する事こそが生きがいでした。

(その頃はアミューズメントパーク、ファミレス、カラオケ等に時間年齢制限みたいなものは全くありませんでした)

そしてそんな日々を過ごしていたある日の出来事、少年はお友達の家にいつもの如く夜遅くまで遊びに行ったとさ。時計の針も0時をとっくに周りすでに今日から明日に変わる時間をゆうに過ぎ去った時間にやっとこさ少年は帰宅の路につきました。

自転車で10分くらいの道を自転車に乗り深夜なので人があまりおらず軽快に帰っていたらいつもの信号が変わるのがとても遅い横断歩道に着きました。おバカさんな少は、いつものように「深夜だし車もそう来ないだろう」と真ん中の路側帯の所まで信号が何色とか全く考えず突っ走りました。もちろんおバカさんな少年は渡り切れるだろうと安易な考えでペダルをこぎ始めるとその時・・・・・

真っ赤なスポーツカーっぽいような車が結構なスピードで横断歩道に近づいてるのが見えました。少年は避ける動作もままならないまま後輪部分が車と激突しました。その時のことは今でもよく覚えています。よく死ぬ前に走馬燈を見るといいますが、そんな感じで吹っ飛ばされてる時の周りの景色が何故かスローモーションになり頭の中をぐるぐると回っておりました。そして気が付けば吹っ飛ばされた衝撃から近くの電信柱に少年の体が激突し地面と熱いキッスをかわしておりました。不幸中の幸いか体のほうは打ち身以外はほぼ無傷で少年はすぐにスッと立ち上がりました。ですが初めて味わった衝撃の為か何が起こったのかわからずその場に立ちつくしていました。すると後ろから「大丈夫?」と、声をかけられハッと振り向くとぶつかったであろう車とその車の運転手であろう方がそこにおりました。しかし少年は相も変わらず頭がボーっとしていた為に受け答えもできず無言で突っ立っていました。その間も運転手であろう方は少年の肩をつかみ必死で何か言葉を投げかけていたみたいですが少年の耳には届かず。

そして実際の時間はよく覚えていないのでわからないんですが体感で3分後くらいに

やっとこさ少年は我に返りました。そして一言、二言。

「お姉さんきれいですね。大丈夫ですか?ケガしてませんか?」

・・・・・

心の声からの本音!ROCK!!安否確認!ROCK!!

チャリとか少年の身体は大丈夫なのか?・・・そこは気にせず本音!ROCK!!

ということで前説がダラダラと長くなりましたが要約しますと

若輩者の齢14才男子が結構なスピードで車に跳ね飛ばされ電柱に激突し地面に熱い抱擁とキッスをし頭が混乱して何も考えられなかったのになお加害者である方へのお世辞かつ労いかつ安否確認の言葉を第一声にもってくる・・・・・うん。ROCK!!

ということです。

うん。そういうことです。

そうなのか?それでいいのか?

そうなんです。それでいいんです。

お姉さんとってもお綺麗な方でした。20代半ばくらいのキャリアウーマン的な人でした。とってもお綺麗でした。大事なことなので2度言いました。

余談なのですがその言葉を発した直後、思春期真っ只中の少年は恥ずかしいメーターを振り切った為に「僕は大丈夫なんで気にしないでください。」とお姉さんに一方的に言い放ち自宅へ即座に帰ろうとしました。が、チャリ動かず・・・。しょうがないので後輪を持ち上げて自宅まで歩きました。翌日見ると後輪がL字になってました。SでもなくMでもなくLでした。L字になったのはポテトではなく後輪とフレームでした。買って3週間足らずの自転車が廃車になりました。もちろん後日、母に激怒されました。

そんな暑い熱い夏の日の出来事でした。

このROCK!!な出来事は筆者の観点からみた一方通行なROCK!!ですので皆様は真似せず、車に轢かれた際は速やかに病院で頭部のCT等を受けご自身のお体を一に考え行動していただくことを強くお勧め致します。